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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

めぐみさん「遺骨」、DNA型鑑定で個人特定は困難か

asahi.com : ニュース特集


 拉致問題をめぐる日朝実務者協議で、政府調査団が横田めぐみさんのものと説明を受けて持ち帰った遺骨は、DNA型の鑑定による個人の特定ができない可能性が出てきた。警察当局は遺骨の鑑定を進めているが、分量が少ない上、焼かれており、状態が悪いという。

 北朝鮮側の説明によると、遺体は埋葬されていたが、夫とされるキム・チョルジュン氏らが96年秋に掘り起こし、焼いて骨つぼに入れたという。

 法医学の専門家によると、火葬後の骨で鑑定できるのは、不十分な火力で焼かれ、骨が一部でも変質しないで残っているようなケース。また、埋められていた状況にも左右される。例えば酸性の土壌で長く埋葬された場合、判定ができなくなる可能性が高い。

 キム氏から提供された遺骨は焼かれているうえ、全身がそろっていない可能性があるという。明らかに鑑定できるとは言えないという。

 警察庁の瀬川勝久警備局長から18日午後、官邸で説明を受けた細田官房長官は「最初から可能性がないとは言えない」と話した。

 02年に松木薫さんのものとして北朝鮮が提供した遺骨は2度焼かれていて、骨からの鑑定はできなかった。警察当局は精密な鑑定の依頼先を検討しているが、判定できるかどうかの判断も含め、結果が出るまでには、かなりの時間がかかるという。

(2004/11/19 08:42)
by miya-neta | 2004-11-22 12:55 | 経 済