自民が郵政民営化の紙芝居を作成、“全国上演”へ
2004年 11月 24日
自民党は、郵政民営化の仕組みとメリットを国民に理解してもらおうと、制度改革のポイントを説明する紙芝居を作成している。100セットを準備中で、12月にも全国各地で“上演”を開始したい考えだ。
紙芝居は、絵画が趣味の武部幹事長の発案で、既に試作品が完成している。「郵便の父」の前島密氏が登場し、1871年にスタートした郵便制度のルーツも紹介するという。
武部氏は、絵コンテ段階から広告代理店との会合に参加し、書き直しを求めたほど。武部氏は「郵政民営化は党の公約だ。国民に分かりやすく説明する必要がある」と意欲満々だが、民営化反対論が大勢の党内で協力が得られるかどうか。
(2004/11/23/23:50 読売新聞 無断転載禁止)