痴漢やセクハラ、昨年20人処分 国税庁
2004年 12月 02日
国税庁で昨年処分を受けた職員275人のうち、20人が通勤中の痴漢や、ストーカー行為、セクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)を理由に処分されていたことがわかった。朝日新聞記者の情報公開請求に対し、各地の国税局が開示した文書で判明した。悪質なケースでは警察に立件され、起訴されたケースもあった。
公表されていないケースでは、関東信越国税局管内の職員が居酒屋で飲酒した後、2次会に向かう途中で会った非常勤職員の女性を店に連れて行き、体を触ったり、靴下を投げつけたりした。帰り際に店外でズボンと下着を下ろして性器を露出するなどし、減給10分の1(1カ月)となった。
(2004/12/02 07:42)