「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

金正日体制の本質に迫る--元「赤旗」平壌特派員・萩原遼さん

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 元「赤旗」平壌特派員の著述家・萩原遼さん(67)が、北朝鮮の金日成(キムイルソン)前主席の死と同国民の大量餓死の真相を究明した「金正日(キムジョンイル) 隠された戦争」(文芸春秋)を出版した。ワシントンのアパートで執筆に取り組んだ4年越しの労作。

 「核危機、金日成の死、大量餓死。この三つはいずれも金正日の意思がはたらいている」。米朝韓中の文書探索や取材を重ねながら、金正日体制の本質に迫った。

 萩原さんは、60年代の帰国運動で北朝鮮に帰った人々の悲劇を描いた「北朝鮮に消えた友と私の物語」(文芸春秋、98年)で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 新作では「金正日による核危機演出」「金日成と金正日の路線対立」から説き起こし、食糧の選別的配給によって、大量餓死が“敵対階級”を標的に引き起こされたことなどを、国連や米国の人道支援機関の報告などを通じて立証していく。

 「金正日との間で国交正常化をしてはならない」「拉致解決、核の完全廃棄を迫れ」「圧力こそが北を動かす」。67年に大阪外大朝鮮語学科を卒業後、一貫して朝鮮問題に取り組んできたジャーナリストの結論は、きわめて明確である。
【下川正晴】

毎日新聞 2004年12月22日 東京夕刊
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by miya-neta | 2004-12-23 11:16 | 国 際