「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ゴールデン・ゲート・ブリッジからの飛び降り自殺を防ぐには……

ゴールデン・ゲート・ブリッジからの飛び降り自殺を防ぐには…… | Excite エキサイト : ニュース


[ 2005年02月04日 03時24分 ]

[サンフランシスコ 1日 ロイター] サンフランシスコ市当局は、ゴールデン・ゲート・ブリッジができた当初からの問題に再び取り組んでいる。市の最も有名な名所から飛び降り自殺するのをどうやって止めるかという問題だ。

この橋は、サンフランシスコとマリン郡をつなぐ約3キロの建造物。この橋を監視している当局は来月末、自殺防止壁の設置に関する包括的な研究を委託するかどうかを決定する。

ゴールデン・ゲート・ブリッジ委員会のモーリン・ミドルブルック会長は「人命に関る、微妙な問題です。幹部会議に遺族が出席されたことがあるが、悲劇的なものでした」とコメントした。

最近の議論にきっかけとなったのは、2本の映画。1本は現在製作中で、橋からに自殺に関する作品だ。もう1本は、今月、ユタ州で開催されたサンダンス映画祭で上映された。

最新の自殺者は先週の木曜日。1937年に橋が開通してから1300人以上が自殺しており、米国で、もしくは世界で最も有名な自殺スポットになっている。

広報担当の女性、メアリー・キューリさんによると、2月25日に開催される19人のメンバーによる委員会で、この難しい問題に関しては、1970年代に行われた研究以来最も公式な研究の実施が決定される見込みだ。1998~99年に行われたこの問題の検討では、過去の研究に焦点が当てられ、自殺防止壁の提案は「完全に効果的ではない」という理由で却下されたという。

・止まらない自殺

明るいオレンジと赤の建造物からの自殺者数はここ数年、じわじわと増加の傾向にあるが、当局は主に美観を損ねるという理由で自殺防止壁の要求を却下してきた。しかし、関係者は、他にも理由はあるという。

ミドルブルック会長はインタビューで「橋は歴史的建造物なので、新たに何かを付け足すことにはさまざまな問題があります。また風に関連した技術的な大問題もあるのです」と語った。

同会長は経済的な問題も指摘した。片道5ドル(約510円)の料金を取っているが、橋の運営は赤字である。

これまで、関係者は自殺防止にさまざまな手を打ってきた。1994年には橋に緊急カウンセリング電話を設置した。96年からはパトロールが始まった。監視カメラも設置されている。

しかしこうした対策を実施しても、絶望して橋から飛び降りる人が次々にやってくるのをとめることはできなかった。飛び降りて助かる人はまれである。

委員会のメンバーの1人でサンフランシスコ市議会のトム・アンミアノ議員は、この問題に関する個別の公聴会を計画している。

議論のきっかけとなった映画「Joy of Life」(原題)はこの橋からの自殺の歴史を扱ったもので、サンダンス映画祭でプレミア試写された。

もう1本の作品の監督、エリック・スティールは、昨年、この橋から飛び降り自殺をした人の映像を12人分以上所有していることを先月明らかにし、橋の関係者に衝撃を与えた。スティールは、映画の製作に関してはコメントしなかったが、橋の関連当局と話し合いを持っていることを明らかにした。

[日本語訳:ラプター]
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
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by miya-neta | 2005-02-04 16:18 | 国 際