脳死判定33例目、心臓などを移植へ
2005年 02月 15日
静岡県浜松市の聖隷三方原病院で、脳血管障害で入院していた男性が14日、臓器移植法に基づく脳死と判定された。97年10月の同法施行後、33例目の脳死判定となる。
日本臓器移植ネットワークによると、男性は運転免許証に意思表示シールを張り、心臓と肺の提供を希望していた。シールでの意思表示による脳死判定は2例目。医学的な検討の後、15日未明に摘出が行われる予定。国立循環器病センターと京都大学付属病院で、それぞれの臓器の移植希望者が待機している。
(2005/02/14 22:12)