「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

イスラム系ウェブサイトの功罪 偽情報の危険も

CNN.co.jp : イスラム系ウェブサイトの功罪 偽情報の危険も - サイエンス

2005.02.14
Web posted at: 21:23 JST- AP


クウェート市(AP) イラク武装勢力が情報発信の場として利用するイスラム系ウェブサイトは、テロとの戦いを続ける米軍や米中央情報局(CIA)にとっても重要な情報源になり得る。ただ、人形を使った「米兵人質」画像の例でも浮き彫りにされた通り、その有用性は、偽情報の危険性と常に隣り合わせだ。

イスラム系サイト「アンサールネット」には、これまでにテロ攻撃の犯行声明や人質殺害場面のビデオなどが何度となく掲載されてきた。今月1日には「米兵を人質に取った」との声明文と共に、頭に銃をつきつけられた「兵士」の写真が登場。世界の報道機関に「新たな拉致事件か」と緊張が走ったが、兵士とみられた画像はその後、米おもちゃメーカーが販売する人形であることが判明した。

昨年9月には、バグダッドで人質となったイタリア人女性2人をめぐり、2つのアラビア語サイトが「処刑した」との声明を掲載。2人は一時、生存が絶望視されたが、1週間後に無事解放された。1月には北部ティクリートの警察署で起きた爆弾テロについて、2つの武装組織がウェブ上で犯行声明を出したが、いずれの声明も事実と食い違っていることが判明した。

報道機関と接触する手段を持たないイラク武装勢力にとって、こうしたサイトは貴重な発信源となる。当局が強制的にサイトを閉鎖しても、同じようなサイトがすぐに現れ、武装勢力側からの報復を招くだけに終わるのが常だ。

一方、英軍事専門家のジェレミー・ビニー氏は「情報当局の立場から言えば、武装勢力の背景や動機を知る上でサイトが役に立つ場合もある」と語る。同氏自身も、米当局から爆弾テロの発生が発表されると、ウェブ上で武装勢力側からの声明などを探し、双方の情報を比較することが多いという。ただ、サイトは事実上だれでも立ち上げることが可能で、書き込みも自由にできるため、情報の信頼性には疑問がつきまとう。ビニー氏は最近の人形画像について、「何者かがこうしたサイトの信頼性をさらに低下させようと、わざわざ分かりやすい偽情報を掲載した可能性もある」と指摘。「いずれにしても、報道関係者はサイトの情報を伝える際、危険性を十分に認識する必要がある」と警告している。
[PR]
by miya-neta | 2005-02-19 20:57 | 国 際