「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

メル・ギブソンがフィジーの島を購入、島民は反発

CNN.co.jp : メル・ギブソンがフィジーの島を購入、島民は反発 - エンタテインメント


2005.03.02
Web posted at: 18:09 JST- CNN/AP

フィジー・スバ──映画俳優・監督のメル・ギブソンさんが、南太平洋フィジー諸島の島1つを、東急グループから約1500万ドル(約15億7000万円)で購入した。フィジーのガラセ首相は先月末、購入について法的問題は存在しないと述べたが、島出身の先祖を持ち、今は別の島で暮らす住民が、島は自分たちのものであり、取引は無効だと反発、争う構えを見せている。

ギブソンさんが購入したのは、首都スバがあるビチレブ島から東へ約300キロ離れた、北ラウ諸島のムンゴ島。面積は約2164ヘクタール。昨年12月に同島を訪れ、島の購入に必要な書類を提出し、フィジー議会が今年2月9日に取引を承認した。

売買取引が既に成立しているため、法的な島の所有者はギブソンさんとなる。しかし、ムンゴ島に近い別の島に住むムンゴ島出身の住民は、島の所有権は自分たちにあると主張。地元紙フィジー・タイムズによると、この住民の約500人が、法廷で争うための資金を集めている。

同紙によると、ムンゴ島にはかつて5つの村があったが、19世紀半ばに、キリスト教に改宗した別の住民グループから、脅かされて島を追い出されたという。英BBCによると、現在はサトウキビのプランテーションに従事する35人とその家族が暮らしている。

ムンゴ島出身の住民は現在、別の島で「間借り」状態なため、コンクリート製の家を建てられず、利用できる土地も非常に狭い範囲に限られるなど、不便を強いられている。そのため、同国が2003年から始めた、先祖の土地を取り戻すアファーマティブ・アクションプログラムを利用し、ムンゴ島を自分たちの手に取り戻したいと願っている。同プログラムではこれまで、18の自由保有地が買い戻されている。

一方、ガラセ首相は、ムンゴ島は自由保有地のため、売買取引に政府は介入しないと明言。「自由保有地の取引は、島の所有者と購入者の間で行われ、政府は何も出来ない」と述べている。

これに対しムンゴ島出身の住民は、「先祖の合意がないままに売られた島を、なぜ我々が買い戻さねばならないのか、政府に聞きたい。先祖は、銃を突きつけられて島を追い出された。島には、立ち退きを拒否した先祖が殺され、埋められた穴が残っており、遺骨もそのままだ」と反発している。
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by miya-neta | 2005-03-04 13:45 | 国 際