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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ストーカー:過去最多の206件検挙 DVも最多に

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 昨年1年間のストーカー規制法違反の検挙件数は、前年比14件(7%)増の206件で、同法が施行された00年以降で最悪となったことが、警察庁のまとめで分かった。また、配偶者暴力防止法(DV法)違反の検挙者も同16件(39%)増の57件で、同法施行の01年以降最多となった。

 ストーカーの認知件数は1万3403件で、前年に比べて1480件(12%)増となり、01年に次ぐ件数となった。対応としては、警察官の支援が500件(58%)増の1356件と最も多かった。支援の内容としては、自ら身を守る方法を被害者にアドバイスする助言が805件と最多で、防犯ブザーなど物品の貸し出し508件が続いた。

 また、ストーカーに起因して事件を起こし、他の法令で検挙されたのは89件(13%)増の752件。傷害(162件)、住居侵入(116件)、脅迫(85件)が上位を占めた。被害者の86%は女性で、20歳代が約4割弱、30歳代が3割に達した。行為者は男性が9割で30歳代が3割、20歳代が2割強だった。

 DV相談の認知件数は法施行後最多で前年比1842件(14%)増の1万4410件。同法に基づく対応の内訳は、裁判所からの保護命令の通知が275件(18%)増の1774件、裁判所から警察への相談内容の書面提出要求が248件(19%)増の1541件だった。保護命令では、接近禁止命令のみが6割強だった。

 他の法令での検挙者は34件(3%)増の1094件。傷害が711件、暴行が171件と目立った。被害者の4割弱、加害者の3割強が30歳代だった。【窪田弘由記】

毎日新聞 2005年3月10日 11時29分
by miya-neta | 2005-03-10 20:16 | 社 会