ウララ不在で売り上げ急減 高知競馬、ハル待ち遠し
2005年 03月 11日
[ 共同通信 03月11日 22時06分 ]
113連敗中の人気牝馬ハルウララが昨年9月から休養中の高知競馬(高知市長浜)の2004年度売り上げが、対前年度比22%減の約82億3000万円となる見通しになった。高知県競馬対策室が11日、県議会で明らかにした。
収支は約7300万円赤字の見込み。03年度の剰余金で埋め合わせるが、05年度は剰余金が約800万円まで減ることになり、綱渡りの経営が続きそうだ。
03年度は中央競馬との交流レース開催日に武豊騎手がハルウララに騎乗し、1日で約8億7000万円を売り上げた。
だが04年度は3月に予定されていた引退レースが延期され、同じ交流レースでの1日の売り上げは約1億6000万円にとどまる見通しになった。