肝臓、膵臓は断念 36例目脳死移植を実施
2005年 03月 17日
2005/03/16 20:29
三重県の市立四日市病院で脳死と判定された40代男性からの国内36例目の脳死移植が16日午後、行われた。当初予定していた肝臓と膵臓(すいぞう)の移植は、医学的理由で断念した。
日本臓器移植ネットワークによると、心臓は大阪大で拡張型心筋症の30代男性に、腎臓は東京女子医大で1型糖尿病の30代女性に、もう一方の腎臓は市立四日市病院で慢性糸球体腎炎の40代男性に移植。
市立四日市病院によると、提供者の男性が外傷性くも膜下出血になったのは事故が原因だった。