「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

フジテレビ株:メディア支配攻防で新展開 戸惑う社員たち

MSN-Mainichi INTERACTIVE 社会


 フジテレビの筆頭株主が、ニッポン放送からライブドアと同じIT(情報技術)業界の雄・ソフトバンクのグループ会社に移った。東京高裁の決定でニッポン放送の新株予約権発行が差し止められた翌日の24日、事態は新たな展開を見せた。メディア支配をめぐり、さらに続く攻防戦。「何も知らない」「早く落ち着いて仕事をしたい」。フジやニッポン放送の社員に戸惑いが広がった。【伊藤正志、宍戸護】

 「他人の家に土足で上がって仲良くしようと言っているように映る」。新たにフジテレビの筆頭株主となったソフトバンク・インベストメント(SBI)の北尾吉孝CEO(54)は24日夕、東京都内のホテルで記者会見し、ライブドアの堀江貴文社長(32)を痛烈に批判した。「敵対的買収は好ましくない。米国では10年以上前にあったが、ほとんど失敗している。もう少しやりようがあったはずだ」と非難した。

 さらに、自身がかつて野村証券に在籍し、海外でM&A(企業の合併・買収)を手がけた経歴を披露し「日本に私よりM&Aの経験がある人はいない。テレビを見ていて、やったことない人がよくこれだけ話せるなと思った」と自信たっぷりに語った。一方で「私は堀江君と同じ世界にいて先輩でもある。望まれるなら話をする」と、話し合いにも含みを残した。

 北尾氏は74年に慶応大卒後、野村証券に入社。多くのM&Aを手がけ、手腕に目を付けたソフトバンクの孫正義社長に請われて95年に同社常務に転身した。同社はその後次々とIT企業を買収していくが、その交渉の中核を担った。北尾氏自身、コンピューターウイルス対策ソフト会社「トレンドマイクロ」取締役、ネット証券「イー・トレード」社長も歴任した。

 毎日新聞発行の経済誌「週刊エコノミスト」(04年7月13日号)のインタビューでは「事業というものはどんな優秀な人でも周りに優秀な人を置いて初めて、より事業を大きくでき、成功できる。優秀という意味は『人物として優秀』でなければならない」と答えている。事業意欲旺盛な孫氏に唯一ブレーキをかけられる存在とも言われた。

 SBIによると、北尾氏は、ビジネスの成果を社会に還元するため、親から虐待を受けて情緒障害になった子供たちのケア施設建設を埼玉県内で計画中だという。

毎日新聞 2005年3月24日 21時12分
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by miya-neta | 2005-03-25 07:49 | 政 治