「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

反日デモ被害、中国外相謝罪せず 対話は継続 外相会談

asahi.com: 反日デモ被害、中国外相謝罪せず 対話は継続 外相会談-政治


アサヒコム 2005年04月18日01時22分

 町村外相は17日、北京市の釣魚台国賓館で中国の李肇星(リー・チャオシン)外相と約3時間半にわたり会談した。町村外相は、中国各地での反日デモで邦人にけが人が出たり在外公館に被害が出たりしていることに遺憾の意を伝え、謝罪や賠償、再発防止を求めた。これに対し李外相は、暴力行為は認めない考えは示したが謝罪には応じず、日本側の歴史認識を問題にした。双方の溝は埋まらなかったが、22日からインドネシアで始まるアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の際に首脳会談を開くよう調整するなど対話を進めることでは一致。東シナ海の石油・ガス田開発問題で5月中に局長級協議を開くことも検討する。

 町村外相は会談後、記者団に「(謝罪と補償が)どうしてできないのかと2度、3度申し上げたが、根本の問題は歴史だと、すれ違いの考え方しか提起されなかった。大変に残念だった」と語った。

 会談で町村外相は、反日デモについて「3週連続して大使館などへの破壊活動や日本人への暴力行為があり、大変遺憾で深く憂慮すべき状態だ」と指摘。さらに「私自身も(中国の)王毅(ワン・イー)(駐日)大使に謝罪や賠償、暴力行為の再発防止を求めている。デモ自体は悪くはないが、破壊行為はいかなる背景、理由があろうと認められない」と主張した。

 これに対し、李外相は在留邦人や在外公館の安全確保に努める考えを示した上で「一部の過激な行為は自分としても賛成しないし、目にもしたくない」と述べたが、謝罪や賠償要求には答えなかった。日中関係について「このまま放置すると国民感情が地滑り的に悪化していく危険性がある。中国側はあらゆる措置を取るが、関係改善に日本側も誠意を持ってほしい」と述べた。

 また、李外相は日本側の歴史認識を取り上げ、「中国政府は、これまで一度も日本国民に申し訳ないことをしたことはない。日本政府は台湾問題、人権問題などの国際問題、とくに歴史問題などで中国国民の感情を傷つけている」と指摘。具体的には、小泉首相の靖国神社参拝や教科書問題を挙げた。これに対し町村外相は、歴史認識の溝を埋めるため、日中の専門家による歴史共同研究委員会の発足を提案し、中国側は「前向きに検討する」と述べた。

 町村外相がバンドン会議に合わせた小泉首相と胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席との首脳会談開催を提案すると、李外相は「前向きに進めたい」と応じた。5月に京都で開かれるアジア欧州会議(ASEM)に合わせた日中外相会談や、外務次官級の日中総合政策対話なども進めることにした。

 一方、町村外相は、温家宝(ウェン・チアパオ)首相の愛知万博期間中の訪日を求める小泉首相の親書も渡したが、李外相は「温首相も『相互訪問に向けて良い雰囲気を』と言っている」として訪日の環境を整えるよう日本側に促した。

 ガス田開発については、経済産業省が民間企業への試掘権設定手続きに入ったが、李外相は特に言及せず、町村外相も説明しなかったという。また町村外相は対中円借款を08年の北京五輪までに終了することを伝え、李外相も同意した。

 当初、18日に見込まれていた町村外相と温首相との会談は行われないことになった。
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by miya-neta | 2005-04-18 08:15 | 国 際