「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

中国の反日デモ、日本の進出企業への影響が拡大

asahi.com: 中国の反日デモ、日本の進出企業への影響が拡大-ビジネス


アサヒコム 2005年04月17日20時32分

 中国で広がる反日デモで、日本の進出企業への影響が拡大している。中国最大の経済都市・上海で日系コンビニが襲撃され、広東省の日系工場は生産中止に追い込まれた。日本企業には、ブランドを前面に出さないようにする動きも強まっており、混乱が長期化すれば、ビジネスは深刻な痛手を被りかねない。

 広東省東莞市にある電子部品メーカー、太陽誘電(本社・東京)の現地法人の工場では16日、労働者約2000人が日本の歴史教科書への不満を訴え大規模なデモを行った。

 門扉など一部が壊され、二つある工場は生産を中止。17日の休日を挟み「明日は生産を再開したいが……」と本社の担当者は不安げだ。

 「うちも従業員の大半が現地の人間。トラブルが起きないよう気をつけないと」。広東省深セン市などに進出している大手スーパー、イオンの本社では17日も情報収集を続けた。現地の公安当局の指導もあり、この日は深セン、珠海両市の店舗で営業を見合わせた。

 上海市で約220店を展開するコンビニのローソンは、16日のデモで卵を投げつけられたり、投石で店のガラスを割られたりして4店に被害が出た。うち1店ではデモ隊の数人がガラスを割ったうえ商品を散乱させ、17日朝まで一時休業した。吉野家ディー・アンド・シーも16日、上海と北京の2店の営業を休んだ。

 上海市には日系企業4500社が進出、邦人3万4000人が暮らす。ともに中国最多といわれる。これまでは治安面の不安は少ないとみられ、多くのビジネスマンが家族連れだ。楽観論が裏切られ、在住ビジネスマンの間では「上海リスク」も語られ始めた。

 上海のデモでは、日本のデジタルカメラを持参した参加者が製品を壊される場面もあったという。日本車は横転させられたり、物を投げつけられたりしている。

 このため、当面は日系企業が前面に出るイベントや展示会などを控える動きが加速しそうだ。カシオ計算機は、4月末に上海で予定していた電子辞書の新製品発表会の中止を決めた。22日からは上海で国際モーターショーが開かれる。日本の自動車各社は出展する予定だが、「混乱が長引いている」(三菱自動車)と緊張を高めている。

 日本企業の本社にも、戸惑いが広がっている。キリンビールは、13日に東京本社で予定していた中国市場での新戦略発表会を延期。「発表日程は状況を見て決めたい」(幹部)という。

 中国シフトを進める上海の日系電機メーカーの関係者は「中国と共存関係の構築を進めてきたが、長期化するなら再検討を迫られるかもしれない」と漏らす。
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by miya-neta | 2005-04-17 20:32 | 国 際