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by miya-neta

ブラジル大統領、奴隷貿易を謝罪…常任理入り支持狙い

YOMIURI ON-LINE / 国際


 【リオデジャネイロ=中島慎一郎】今月10日から西アフリカ諸国5か国を歴訪したブラジルのルラ・ダシルバ大統領は、最終訪問国セネガルで植民地時代の奴隷貿易について謝罪した。

 歴史的な問題にけじめを付け、国連安全保障理事会常任理事国入りへの支持拡大を狙ったと見られる。

 大統領は14日、かつて奴隷の積み出し基地だったゴレ島の「奴隷の家」で演説し、「我々が黒人の人々に対して行ったことについて、セネガルそしてアフリカの人々に許しを請いたい」と述べた。

 同行したブラジル音楽界を代表する人気黒人歌手のジルベルト・ジル文化相は、セネガルの公用語フランス語で奴隷を歌った曲「ゴレの月」を熱唱し、周囲の涙を誘った。

 ブラジルでは16世紀以降、先住民に代わる労働力としてアフリカから黒人奴隷が輸入された。その人数は推定約700万人にのぼる。1888年に奴隷は解放され、2000年の統計で人口約1億8000万人のうち混血を含め44%をアフリカ系が占める。

 ルラ・ダシルバ大統領の謝罪について、リオデジャネイロ州立大学のオズワルド・モンテアル教授(政治史)は「アフリカのみならず国際社会に対するイメージアップを図ることで、常任理事国入りに向けた支持拡大を狙ったもの」と見る。

 今回の訪問で、カメルーンとギニアビサウはブラジルの常任理事国入り支持を表明した。

(2005/4/16/21:16 読売新聞 無断転載禁止)
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by miya-neta | 2005-04-16 21:16 | 国 際