短距離ミサイル:北朝鮮が1発発射 防衛庁に米から情報
2005年 05月 01日
防衛庁に米国から1日入った情報によると、同日午前8時ごろ、北朝鮮東海岸から短距離ミサイル1発が発射された。射程は100キロ前後と見られ、防衛庁幹部は地対艦ミサイル「シルクワーム」との見方を示した。政府関係者は「事実関係を確認中だが、日本の安全保障に影響を与えるようなものではない」と話している。
防衛庁幹部によると、北朝鮮は数日前から、沿岸防衛訓練を実施しており、ミサイル発射はその一環とみられるという。北朝鮮は03年10月、同型ミサイルを3発発射。昨年6月にも発射したとの情報がある。【古本陽荘】
毎日新聞 2005年5月1日 20時35分