ハッブル宇宙望遠鏡:大爆発後の巨大恒星の姿とらえる
2005年 06月 10日
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像=AP
米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関は7日、大爆発して一生を終えた巨大恒星の残存ガスが鮮やかに輝く様子をハッブル宇宙望遠鏡でとらえた画像を公開した。
同機関によると、この星は地球から約16万光年離れた大マゼラン雲の中にあり、太陽の約50倍の質量だった。大爆発は巨大恒星が寿命を迎えた際の「超新星爆発」で、NASAのエックス線宇宙望遠鏡が撮影したデータなどを加えて分析した画像では、より広範囲にガスが拡大していることが分かった。
毎日新聞 2005年6月8日 11時35分