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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

しかられ?29人過呼吸に 修学旅行中、大阪の高校

asahi.com: しかられ?29人過呼吸に 修学旅行中、大阪の高校-社会


アサヒコム 2005年06月17日07時56分

 大阪府茨木市の私立追手門学院高校の2年生410人が今月初め、北海道に修学旅行した際、男子、女子の合計29人がホテルなどで次々と過呼吸の症状を訴え、うち10人弱にいまも症状が残っていることがわかった。一部生徒がルール違反をしたため、旅先で学年集会を開いたところ、その場で多くの生徒が発症したという。保護者からは「生徒指導によるストレスがきっかけ」という見方が出ており、心理的に互いに影響しやすい思春期の特性も重なったとみられる。学校側は「早急に原因を調べる」としている。

 修学旅行は2日から5泊6日の日程で、知床や洞爺湖などを回った。

 関係者によると、消灯時間や集合時間を守らないなどのルール違反が続いたため、3日目の夜、川湯温泉(弟子屈町)のホテルで2時間余り学年集会を開いた。違反した約30人に1人ずつ全員の前で謝罪させた後、生徒同士の話し合いになった。一部で泣き出す生徒もいたという。そのうちに、「気分が悪い」という訴えが6、7人から出た。

 ハアハアと呼吸が荒くなり、しゃっくりのような音を出して呼吸する生徒もいたため、養護教諭らは過呼吸と判断。ゆっくりと息をするようにしむけると、ほとんどがすぐに治まったという。

 ところが、その後も発症者が相次ぎ、就寝までに20人弱に。翌日以降も発症者は増え、旅行中に計29人にのぼった。病院にはだれも行かなかったが、うち10人弱は、現在も呼吸が乱れるなどの症状が続き、欠席者もいるという。

 修学旅行に備え、同校は約1週間前から服装や頭髪、靴の検査を繰り返すなど、校則違反の指導を強めていた。

 同校は13日、2年生の保護者を緊急に集め、症状の残る生徒の手当てをすることや集団発症の原因をさぐり、報告することを伝えた。保護者からは指導の行き過ぎを指摘する声も出たという。

 同校は17日から、追手門学院大心理学科の協力を得て、希望者のカウンセリングを始めるとしている。
by miya-neta | 2005-06-17 07:56 | 教 育