ゲーム、アニメの内容審査 中国が輸入ソフト規制強化
2005年 08月 03日
【北京3日共同】3日付の中国各紙によると、中国共産党中央宣伝部と文化省、ラジオ・テレビ総局などは2日、テレビの番組ソフトなどの輸入に関する新たな規則を公表した。海賊版を含め国内で急速に普及しているネットゲームやアニメについての規制の強化を打ち出している。
ネットゲームに関しては、性や暴力など青少年に「有害な内容」を含むものなどを厳しくチェックするとしている。海外のテレビドラマやアニメには内容の審査や量的規制を強化、違法輸入品や海賊版の放映やネットでの公開を厳禁する。
知的財産権保護も明記。ただ、有害ソフトの排除を名目にした内容審査の厳格化は、外国文化の流入を抑える目的もあるとみられ、中国進出を狙う欧米メディア産業から失望の声が出そうだ。
2005年08月03日水曜日