「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

郵便局OB、造反組支援──自民と“別離”決めたけど…「パイプは欲しい」戸惑いも

日経ネット関西版


【2005年8月19日】

 特定郵便局長のOBらでつくる政治団体「大樹」が18日、郵政民営化法案反対者の支援を打ち出した。自民党の有力な支持基盤だった大樹の決断に対し、自民候補陣営は困惑気味。近畿の同党陣営からは厳しい選挙戦を懸念して「大樹とのこれまでの関係を大事にしていきたい」との声も出ている。

 この日午前、東京都港区内で開かれた大樹の全国会議。郵政法案を巡り自民党の前議員が様々な立場に割れたことから、支援体制について意見が噴出した。「法案否決の立役者を見殺しにするな」「この際、民主党候補も支援したらどうか」

 激論の末、小選挙区では自民にいながら郵政法案に反対した候補者、比例では綿貫民輔氏(78)や亀井静香氏(68)らが結成した「国民新党」の支援を決定。自民の造反者がいない小選挙区は自主投票とした。

 「電話作戦や選挙ビラ配りなどで亀井氏を懸命に支援する」というのは中国地方の大樹幹部。亀井氏が出馬する広島6区にいる会員は、賛成票を投じた宮沢洋一氏(55)のいる7区の会員にも6区の応援を呼びかける考えだ。幹部の1人は「(7区では)宮沢氏を支援する気は全くない。民主候補に入れるわけにもいかないが……」と話す。

 近畿の自民党員約15万人の約1割を占める大樹近畿地方本部には「自民党費を納めたくない」「今度は民主に入れる」との手紙や電話が寄せられている。

 衆院解散後、特定郵便局長会の各支部は、法案に賛成し大阪の小選挙区で公認された中山泰秀氏(34)や中馬弘毅氏(68)の事務所に「(局長会支部の)顧問をやめていただきたい」と“絶縁状”を送り付けた。

 ただ戸惑いもある。和歌山県や兵庫県の自民前職はすべて賛成派だからだ。大樹近畿地方本部の木村一臣事務局長は「自主投票は初めて。小泉政権後を見据えると、自民党とのパイプを保つことは重要だ」としつつ、「今後難しい仲にならざるを得ない」と説明する。

 厳しい選挙戦の懸念から、自民公認を受けた賛成派の前職陣営の中には「近く(大樹と)関係修復に動きたい」という声も出始めた。自民党大阪府連も「大樹票は民主党と競り合う都市部では特に無視できない」と訴える。ある幹部は「党と大樹というこれまでの関係を大事にしていきたい」と漏らしている。
[PR]
by miya-neta | 2005-08-19 13:36 | 政 治