米人気女優ミラ・ジョボビッチさん、25年ぶり故郷へ
2005年 09月 03日
2005年09月03日14時08分
ハリウッドの人気女優ミラ・ジョボビッチさん(29)が先ごろ、生まれ故郷のウクライナを25年ぶりに訪れ、地元の人々の歓迎を受けた。
同国出身のソ連女優だった母と、旧ユーゴスラビア人医師の父との間にキエフで生まれた。80年に一家で渡米して以来の故郷では、まずクリミア半島を訪問。迎えた地元記者らに昨年の「オレンジ革命」について聞かれると、「私も映画『フィフス・エレメント』で髪をオレンジ色に染めたわ」。女優らしい表現で連帯を示す一幕も。
ここでは子供用保養施設の開設80周年式典に出席。同じウクライナ系米国人のエカテリーナ・ユーシェンコ大統領夫人と一緒に、母親から学んだロシア語で子供たちとの交流を楽しんでいた。
さらにキエフでは故郷の子供たちの支援のため、8万ドルを出して基金をつくると発表、「ウクライナのお金持ちの男性たちはカジノになど行かず、基金に協力を」と訴えた。