監督命令「全裸で走れ」…おかやま山陽高野球部
2005年 09月 21日
岡山県鴨方町、私立おかやま山陽高校野球部の元監督(35)が今年6月、約40人の部員全員に全裸でグラウンドをランニングさせていたことが21日、わかった。
同校などによると、元監督が就任した2002年7月以降、夜間練習中、「メンタルトレーニングの一環」と称して、同県金光町にある同校グラウンドを走らせるなど、これまでに少なくとも3回、全裸ランニングをさせていたという。
同校は、約3年前に部員の保護者から同様の事例の報告を受けていながら放置していた。県高野連が事実確認を進めている。
元監督は今年8月に部員6人を殴ったなどとして9月1日付で依願退職している。8月に同校が行った調査に、部員は「恥ずかしくて、いやだった」と打ち明けたという。
(2005年9月21日13時59分 読売新聞)