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by miya-neta

世界人口白書:30億人と推計の貧困人口半減へ行動目標

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 国連人口基金(UNFPA、本部・ニューヨーク)は12日、「平等の約束」と題する05年版世界人口白書を発表した。開発途上国の人口爆発が沈静化したことを受け、白書は2015年までの10年間を「貧困からの解放を実現する好機」と位置づけ、現在約30億人と推計される貧困人口を半減させることを行動目標に掲げている。

 世界人口は05年中間値で64億6470万人と推計され、2050年には90億人を超える見通しだ。しかし、20世紀後半の人口爆発の引き金となった開発途上国の合計特殊出生率(TFR=1人の女性が生涯に産む平均子ども数)は5年連続で3未満の水準となり、この1年間の人口増加は1・4%にとどまった。また、大半の国民が極貧状態にあえぐ後発の途上国でもTFRが70年代以降初めて5を下回った。

 白書は05年7月時点で、妊産婦の公衆衛生や乳幼児の栄養摂取、初等教育などが不十分な「1日2ドル以下の生活を余儀なくされる人々」の数を約30億人と推計。貧困の圧力は特に女性と青少年にのしかかるため、白書は「1分に1人の女性が出産時に死亡し、毎日6000人の青少年がエイズにかかり、何百万人もの女性と女児が暴力にさらされている」と記述。その上で「貧困を過去のものにする」ため、先進国の開発援助を03年実績の690億ドルから06年には1350億ドルへ、15年までには1950億ドルまで増額するよう求めた。

 表題の「平等の約束」は、人間の尊厳、個人の安全、貧困・不安・差別からの解放に向け、2015年を目標とする国連の行動計画「ミレニアム開発目標」の具体化やジェンダー(社会的性差)の公正化、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の確保を意味する。【滑志田隆】

毎日新聞 2005年10月12日 21時00分
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by miya-neta | 2005-10-12 21:00 | 国 際