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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

超大作映画「仏陀」実現する?日本で製作発表

ZAKZAK


69億円かけ…主人公候補にブラピの名も

 インド十大財閥の総帥が20日、多額の私財を投じ、ハリウッドスターを起用した「仏陀」生誕記念映画を製作する、と東京・永田町のキャピトル東急ホテルで発表した。“超大作”製作発表の現場に駆けつけると、武部勤自民党幹事長ら政財界、仏教界などからも多数が参加し、会場は大にぎわい=右写真。果たしてビッグプロジェクトの行方は…。

 映画を製作するのは、インドのモディ財団総帥のブベンドラ・クマール・モディ氏。ブッダ生誕2550年にあたる来年クランクインし、2007年に公開予定。「エリザベス」(98年)で米アカデミー賞にも多数ノミネートされたインド出身のシェカール・カプール監督がメガホンをとるが、監督は急用で来日せず、姿はなかった。

 主人公にオーランド・ブルームやブラッド・ピットの名前が挙がっているというが、モディ氏は「11月に米国で開催されるアメリカン・フィルム・マーケットで俳優を探したい。日本からもその顔が見つかるかも…」と話した。

 当初、製作費100億円、米ソニーピクチャーズも製作に参加と伝えられたが、モディ氏は「製作費は6000万ドル(約69億円)。自分で1800万ドル(約20億円)を用意し、残りは銀行などからの借り入れでまかなう」と資金プランを説明し、「エグゼクティブプロデューサーに迎えるリチャード・ギアも個人的に出資してくれ、大手検索サイト・グーグルの出資可能性も。インド、米国、日本をつなぐプロジェクトにしたい」と話した。ギアはチベット仏教の信者として有名。


 発表会見後のレセプションパーティーには、武部氏のほか安倍晋三自民党幹事長代理ら大物国会議員も顔をそろえ、「日印友好のために、映画の成功を祈る」とスピーチ。さらに、東京・麻布十番の高級クラブ「オアシス」のママで歌手の二条夜子(やこ)がブッダの踊り子役で“ハリウッドデビュー”することも明かされた。

 在日インド大使館幹部ら、日印関係者が多数出席するにぎやかな席だったが、さて映画の実現度は?

 海外の映画事情に詳しい早稲田大学大学院政治学研究科助教授の谷川建司さんは、「かつて、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』もスティーブ・マックィーンやロバート・レッドフォード出演-と大々的に宣伝されたことがある。海外の配給元からの前払い金をあてにして発表するのは、米国でもよくあること。インドは世界最大の映画製作国だが、世界に通用する作品は少ない。ハリウッドに打って出ようという姿勢は感じるが、ジャパンマネーへの期待があるのでしょう。こうしたやり方で発表すると、逆に資金のメドが立っていないとも映る…」と話している。

 超大作の完成、お祈り申し上げます。

ZAKZAK 2005/10/21
by miya-neta | 2005-10-21 10:29 | 芸 能