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by miya-neta

社会保険庁、システム開発で利子34億円払い過ぎ

社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 社会保険庁が、コンピューターシステムの開発費の返済に当たり、業者から言われるまま、本来の金額より割高な利子を払い続けていたことが26日、会計検査院の調べでわかった。

 過払い額は2003、04年度だけで計約34億円に上ると見られる。検査院は同庁に対し、今後の支払い分については利子を適正な額に見直すよう求めた。

 問題が指摘されたのは、社会保険業務センターと各社会保険事務所を結ぶ「社会保険オンラインシステム」のうちの、「記録管理システム」と「基礎年金番号管理システム」。両システムのソフトウエア開発費は、10年間で分割返済されることになっており、支払額は03、04年度の2年間だけで、利子を含めて計約582億円に上った。

 検査院の調べによると、社保庁はこの返済にあたり、「アドオン方式」と呼ばれる方法を採用。この方式で利子が割高にならないためには、特別な利率を用いる必要があるが、社保庁はそれとは異なる利率で算出された利子を支払っていた。その結果、03年度は適正額より約16億円高い約41億円を、04年度は約18億円高い約45億円を、それぞれ利子として支払っていた。

 社保庁はNTTデータから提示されるまま、十分に検討することなく、慣行的に利子の支払いを続けていた、と検査院は見ており、02年度以前も長年にわたり、不必要な利子が支払われてきたものと見られる。

 社会保険オンラインシステムを巡っては、開発・運用にかかる巨額の費用自体にも無駄が多いとの批判が集まっているが、利子に関しても、ずさんな支払いが容認され続けていた形だ。

 検査院の指摘を受け、社会保険庁は「必ずしも割高とは言えないと思うが、契約内容に不透明な部分があることは確かなので、今後、見直しを検討する」としている。

(2005年10月26日21時24分 読売新聞)
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by miya-neta | 2005-10-26 21:24 | 政 治