「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

シャロン首相が緊急手術 容体深刻、副首相が首相代行に

asahi.com:国際


2006年01月05日13時07分

 イスラエルのシャロン首相(77)は4日深夜(日本時間5日未明)、脳出血を起こしてエルサレムの病院に運ばれた。容体は深刻な状況といい、医師団は緊急の手術を行った。シャロン内閣のマイモン官房長は、規定に基づきオルメルト副首相が首相代行に就くと発表した。シャロン氏が首相に復帰するのは困難との見方が高まっており、3月末の総選挙に向けて政界が混乱するのは必至。パレスチナ和平の行方も一層混迷を深める恐れが出てきた。

 昨年9月にパレスチナ自治区ガザからのイスラエル軍撤退を実現したシャロン首相は、残るヨルダン川西岸からの撤退をどう実現するか検討していた。総選挙後も続投となれば、パレスチナとの境界を最終的に決めるための「土台を築きたい」と表明。だが、今回の入院でその交渉自体も不透明になった。

 オルメルト首相代行は5日、閣議を開き、今後の対応を協議する。

 また、シャロン氏は7日から中東を歴訪する小泉首相と会談する予定だった。

 シャロン氏は先月18日に軽い脳梗塞(のうこうそく)を起こして緊急入院し、2日後に退院したばかり。医師団は「再発の恐れは低い」と発表し、入院前とほとんど変わらない激務に戻っていた。入院中に脳梗塞の原因と見られる小さな穴が心臓に見つかり、それをふさぐためのカテーテル治療が5日に行われる予定だった。

 4日夜はイスラエル南部の農場にある自宅にいて、容体が急変したらしい。担架で病院に運ばれ、全身麻酔と酸素吸入を受けた。病院の医師は「大量の脳出血を起こしている」と述べた。

 シャロン氏はパレスチナに対する強硬派として台頭したが、ガザ撤退を実現し、「和平派」の国民にも支持を広げた。

 テロの取り締まりが実行されるまでパレスチナ自治政府との交渉は拒否するという「こわもて」の方針を維持する一方で、大規模なユダヤ人入植地を維持して残りのヨルダン川西岸から撤退するという構想を示していた。パレスチナ側が応じなくても、ガザと同様に事前調整なしの一方的撤退を実行するとの見方が有力だった。

 シャロン氏は昨年11月に自ら創設にかかわった右派リクードを離れ、中道新党カディマ(前進)を結成。世論調査で第1党を維持し、総選挙で続投を目指していた。
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by miya-neta | 2006-01-05 13:07 | 国 際