「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

速記:参院が08年めどに段階的廃止 120年の歴史に幕

国会:MSN毎日インタラクティブ


 参院は、議事録作成のための速記を08年をめどに段階的に廃止する方針を固めた。より効率的な記録システムの導入が可能になったためで、06年度に約1億1800万円をかけて実用化する。衆院も別のシステム開発を決めており、早ければ数年後には120年の歴史を持つ国会速記者が姿を消すことになりそうだ。

 参院には約80人の速記者がいる。本会議場や委員会室での質疑を独自の速記符号(参議院式)で書き取った後、パソコンに入力して議事録を作成。2、3日後には関係各所に配信し、参院のホームページでも公開する。

 新システムは参院事務局の合理化と議事録作成速度を上げる目的で開発。国会審議の映像・音声を速記者のパソコン上にリアルタイムで送り込み、再生しながら文字に起こす。再生速度の調節が可能で、議場に出向かずに作業を行えるため、効率が格段にアップし「翌日には議事録ができる」(参院記録部)という。

 当面は従来の速記も併用するが、最終的には新システムに一本化する方向。また、衆院は06年度からコンピューターが音声を自動的に文字に変換するシステムを開発し、めどが立てば実用化する。

 国会では、1890年の第1回帝国議会召集に合わせ、衆院と貴族院(現在の参院)に速記課が設置された。両院で方式が異なり、それぞれが速記者養成所を設けているが、05年度から募集をやめている。【宮田哲】

毎日新聞 2006年1月7日 15時00分
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by miya-neta | 2006-01-07 15:00 | 政 治