「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

モーツァルト:妻が切断・売却の楽譜、170年ぶり復元--大英図書館で公開

ヨーロッパ:MSN毎日インタラクティブ


 【ロンドン山科武司】音楽家モーツァルト(1756~91年)の妻が二つに切断し、別々に保管されていたモーツァルトの自筆楽譜が170年ぶりにロンドンの大英図書館で一つの楽譜に戻った。モーツァルト生誕250年を記念して14日から同館で始まる展示会で公開される。

 復元されたのは17歳のモーツァルトがウィーン演奏旅行時(1773年)に書いた楽譜。片面はピアノ協奏曲のカデンツァ(独奏部)、裏面は弦楽四重奏用のメヌエットのスコアが記されていた。モーツァルトが本格的に作曲を手がけ始めた時期にあたり、メヌエットは彼自身が同じ年に作った四重奏曲の連作に取り込もうとしてあきらめた経緯があるという。

 モーツァルトの死から44年後の1835年に妻のコンスタンツェが楽譜を二つに切り、地方政府の役人と宮廷音楽家に別々に渡した。死後のモーツァルトの名声は高かったがコンスタンツェは金に困っており、楽譜を分割して多額の金を得たとみられている。

 楽譜の下半分は1953年から大英図書館が保管。上半分は最近まで個人の収集家の手元にあったが、21世紀に入って同館が入手した。

毎日新聞 2006年1月13日 東京夕刊
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by miya-neta | 2006-01-13 16:25 | 国 際