リスニングでトラブル 425人が再テスト対象
2006年 01月 21日
[ 共同通信 2006年01月21日 22時53分 ]
21日行われた大学入試センター試験の英語・リスニングテストで、東京や大阪など各地でICプレーヤーの故障などトラブルが相次いだ。共同通信社の午後9時半現在のまとめでは42都道府県で問題があり、大学入試センターの午後10時前の集計によると、リスニング再試験の対象者は計425人だった。
リスニングは今回が初めての実施。複数の試験会場では「音が聞きにくい」などの受験生の申し出に、故障などの事実を確認できないまま再テストを実施しており、トラブルが発生した場合の対応にも問題を残す結果となった。
大学入試センターによると、リスニングは受験生がそれぞれICプレーヤーを操作して音声を聞く形で実施された。試験時間は30分で、配点は50点。受験者は49万2596人だった。