「格差は拡大している」 公明代表が内閣府見解を批判
2006年 01月 20日
2006年01月20日21時27分
公明党の神崎代表は20日夜、内閣府が社会の格差拡大論を否定する見解を公表したことについて「私が全国を回って現場の声を聞いた実感、それから民間のデータなどを見ると、明らかに格差は拡大している」と批判した。さらに、「現場の状況をしっかり把握しないと、政府は有効な政策を打てない。政府は現場の状況を把握して対策をとっていただきたい」と強調した。高松市で開かれた同党香川県本部の会合で語った。与党のトップが政府の見解に否定的な意見を述べたことで、この問題が今国会の焦点になるのは必至だ。