「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

大阪市、駐車場タダ貸し 淀川区の人権団体に

asahi.com: 関西


2006年02月28日

 大阪市が77年から淀川区内の駐車場を市かしま人権協会(同市淀川区)に無償で貸与し、同協会が最近で年約500万円の収入を得ていたことが27日、明らかになった。市は94年に、市内各地にあった同和対策関連の駐車場の無償貸与を見直したが、淀川区内のこの駐車場だけは、無償で使わせ続けていた。市は「市民の理解を得られるよう整理を図る」として、契約方法を見直す考えだ。

 27日の市議会建設港湾委員会で、共産党の下田敏人市議の質問に市が答えた。大阪市では、外郭団体がJR新大阪駅そばの駐車場を、旧同和地区住民の生活向上などを目的とした財団法人飛鳥会に約30年間、随意契約で業務委託を続けていたことが発覚、市が3月末でこの駐車場の廃止を決めたばかり。不透明な同和行政の一端がまた明らかになった。

 淀川区内のこの駐車場は阪神高速池田線の高架下にあり、42台が止められる。77年に同和対策の一環として、市同和事業促進協議会(市同促、現市人権協会)に無償で管理を委託、協議会の構成団体だった市同促加島地区協議会(現市かしま人権協会)が管理していた。周辺住民の業務用の車置き場として「共益費は徴収してもよいが、利用料を徴してはならない」と定められていた。

 市は94年に市有地にある駐車場の管理方法を見直し、同和対策に関係する駐車場の管理を各構成団体ではなく、市同促本体に一元化する一方、利用料の徴収を認め、収益の3分の2を市に納める方式に改めた。ところが、淀川区のこの駐車場だけは現かしま人権協会が管理を続け、利用者から1台当たり月7千円の「協力金」を徴収しながら、市には賃借料などは払っていなかった。

 市は96年、阪神高速の橋脚工事のため、この駐車場が一時、使えなくなった際、近くの市有地に780万円をかけて仮設駐車場(25台)を整備して同協会に提供。工事終了後は両駐車場合わせて67台分を同協会が管理することになった。

 市は協力金について「共益費の水準を超えている」として、事実上の利用料と見ているが、市かしま人権協会の南田勇次会長(55)は協力金の使途について、「地域の企業を育成するため、中小企業経営者の帳簿作成講習会の開催などに使っている」と説明している。
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by miya-neta | 2006-02-28 10:33 | 政 治