「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

乳幼児78人売買 中国・福祉機関も関与か

Sankei Web 産経夕刊 (02/28 15:00)


平成18(2006)年2月28日[火]

懲役15年判決 孤児院長ら海外斡旋

 中国の内陸部、湖南省の孤児院で、院長を含む十人が二〇〇五年一年間で七十八人の孤児を海外に斡旋(あっせん)したとして、最高で懲役十五年の判決を受けた。中国では、同年一年間だけで四百四十九件の幼児や女性の誘拐事件が摘発され、約九千人が保護されるなど、犯罪組織による人身売買が“ビジネス化”しているが、この背景には中国の厳しい産児制限を定めた「一人っ子政策」がある。

 英BBC放送などによると、湖南省衡陽県の孤児院の院長らは〇二年から孤児の売買に関係し、乳幼児を八百-千二百元(一万千二百-一万六千八百円)で引き取り、その養育費を上部機関に請求する一方で、一人当たり三千二百-四千元(四万四千八百-五万六千円)で養子縁組を望む国外の人々に紹介していたという。海外の引き取り手については、明らかにされていないが、この売買に関しては、湖南省の福祉機関の組織ぐるみの可能性が高く、福祉機関の関係者ら二十二人が解雇処分を受けた。

 今回の事件で斡旋された乳幼児は広東省から連れてこられたという。

 中国で近年、乳幼児や女性の人身売買が社会問題化している。中国国営の新華社電によると、中国公安当局は〇一年から〇三年までに約二万件の人身売買事件を摘発、女性と子供約四万二千人を解放したという。

 中国では、政府が推進する「一人っ子政策」に加え、依然男の子の赤ちゃんをほしがる伝統も手伝って、赤ちゃんの誘拐事件が続発している。

 同政策は一九七八年末の改革・開放路線の導入にともなって本格化。女児の出生数が男児に比べて少ないことから、一部の農村部では男性の結婚難が深刻化しており、女性の誘拐事件多発に拍車をかけている。
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by miya-neta | 2006-02-28 15:00 | 国 際