「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

★ ブルックリン橋に冷戦遺物~核戦争を想定か

U.S. FrontLine Daily 米国ニュース最前線【2006年3月27日 No.1824】


 ブルックリン橋(ニューヨーク市)の土台の中に地下シェルターが見つかり話題となっている。冷戦時代にソ連の核攻撃を想定し、医薬品や非常食を保存していたのだ。

 同市が先頃、橋の定期検査を行った際、暗く湿った貯蔵室に、水や医薬品、推定35万2000個のクラッカー、紙毛布が詰められた箱やドラム缶が保管されているのが確認された。

 箱に押された2つの日付のうち、1つは、ソ連が人工衛星スプートニクを打ち上げた1957年、もう1つは、世界を核戦争の脅威に直面させたキューバ危機の62年だった。

 イェール大学のジョン・ルイス・ガディス教授は、「市民の避難用シェルターは50年代に全米で建設され、食料や水が常備されていた」と説明。「その大半が解体され、クラッカーなどの物資はかびてしまった。今でも食べられる状態で残っているケースは考古学的に見ても貴重だ」と述べた。

 これを受け、橋を管轄する運輸省は現場を保存することを決めた。今後は、州の保健・精神衛生省が見つかった医薬品を精査する。物資に細菌が含まれている可能性もあるため、市関係者は備品の梱包(こんぽう)を開けていない。

 国防総省危機管理課の前身である市民防衛課のラベルが貼ってある箱もあった。元国防次官補のハーバード大学教授、グラハム・アリソン氏はブルックリン橋のシェルターについて、核兵器には耐えられなかっただろうと前置きした上で「警戒していれば安心感は得られる」と話した。(ニューヨーク・タイムズ特約)
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by miya-neta | 2006-03-27 00:41 | 国 際