「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

移民は米国人の仕事減らす?~多数派職種、わずかに4つ

U.S. FrontLine


更新2006年04月05日 20:03米国東部時間

 移民労働者が多数派を占める職種は、473種のうちわずか4種(左官・石工、仕立屋、農業労働者、美容師)しかないことが、移民規制の強化政策を支持する「移民研究センター(CIS)」の調べで明らかになった。またその4種においても、米国生まれの人が4割以上を占めた。調査は2000~05年の国勢調査に基づいて行われた。

 一般にタクシー運転手や駐車場管理者、農業労働者には移民が多いと考えられているが、運転手の59%、管理者の66%、農場労働者の50%は米国生まれだった。

 CISのスティーブン・カマロタ氏は、移民労働者の比率が高い建設業や清掃業では、大半を米国生まれの者が多数派であることを指摘、「移民が米国人のやらない仕事をやっているというのはでたらめだ」と話した。05年、高卒以下の学歴しかない生粋の米国人の失業率は14.3%だったが、移民のそれは7.4%だった。

 一方、移民規制に中立的な立場をとる経済政策研究所(EPI)のジャレド・バーンスタイン氏は、学歴の低い米国人が不利な立場に立たされていることを認めつつ、低賃金で働く移民が米経済を助けていると主張。また1100万人ともいわれる不法移民は消費者でもあり、需要を生み出していると指摘した。

 ハーバード大学のジョージ・ボリアス教授(公共政策)は、移民の流入がすべての職種において、生粋の米国人の収入を下げていると主張する。同氏の調査によると、米国人男性労働者の年間収入は1980~00年に4%(1200ドル)低下した。また高卒以下では、低下率が約2倍に達した。

 米国人が進んで就業しない唯一の職業は、季節的な農産物の収穫だ。西海岸生産者協会は昨冬、収穫人員として300人の労働者を募集したが、応募した生粋の米国人がわずかに1人だった上、その1人は1日も労働に耐えられなかったという。同協会は農作業に生粋の米国人が集まらないのは、厳しい労働に耐えられないからだと主張している。(ニューヨーク・タイムズ特約)
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by miya-neta | 2006-04-05 20:03 | 国 際