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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「ダ・ヴィンチ・コード」、カンヌ上映で不評

CNN.co.jp : エンタテインメント


2006.05.17
Web posted at: 16:18 JST- CNN/AP

フランス、カンヌ(CNN) ダン・ブラウンの世界的ベストセラーの映画化「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)が16日、第59回カンヌ国際映画祭のオープニング上演に先立ち、報道関係者向けに上映されたが、反応はおおむね批判的だった。

あるシリアスなシーンでは笑いがしばらく止まらず、エンドロールの最中には拍手の代わりにやじが飛んだ。

物語に登場するカトリック教会組織オプス・デイは、上映前に物語がフィクションであることを明示するよう要求していたが、受け入れられなかった。同組織のウェブサイトは、原作や映画の同組織の描写などに誤りがあると主張している。

ローマ法王ベネディクト16世は今のところ、原作や映画について何も見解を示していないが、多くのカトリック関係者は既に様々な意見を表明している。神父の1人はCNN記者に対し、原作や映画の人気が不可解だとしたうえで、カトリックのイメージへの影響よりも信仰への影響を懸念していることを明らかにした。その一方、ある位の高い司祭は、教会を攻撃する物語ではなく単なる娯楽小説であるとの認識を示した。

原作者ダン・ブラウン氏は作品の公式サイトで、物語が史実ではなく、聖書にも基いていないことを明言。「この本は何かに反論する目的ではなく、キリスト教の歴史で自分が興味を持った側面を探りながら書いた小説。敬けんなクリスチャンの大半はこのことを理解し、精神的な論議や論戦の題材となる興味深い小説だと思ってくれている」と述べている。
by miya-neta | 2006-05-17 16:18 | 芸 能