「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

大地震:震源に近い農村壊滅で死者は4000人超す、世界文化遺産も損傷

MSN-Mainichi INTERACTIVE インドネシア


 27日午前5時54分ごろ、ジャワ島中部のジョクジャカルタ特別州南部で、マグニチュード(M)6・3(米地質調査所=USGS)の強い地震が発生、ジョクジャカルタ市中心部から南部郊外のバントゥル県、中部ジャワ州クラテン県などにかけて住宅やビルが倒壊し、多数の人が下敷きとなった。国家災害対策調整庁は28日、死者は約3800人、負傷者は数千人と公表したが、4千人を超える見通し。スマトラ沖地震・津波以来、最大の災害となった。

 米地質調査所によると、震源地はジョクジャカルタ市から南南西に約20キロ、深さ35キロの地点で津波は発生しなかった。

 この地震で、ジョクジャカルタ市街地から南に10キロのバントゥル県バントゥルを中心に民家や学校、商店、役所など建物が崩壊し、下敷きとなった住民が犠牲になった。

 特に震源地に近いバントゥル県では死者2401人を記録。国連緊急援助調整官室(OCHA)によると、同県では建築物の70─80%が全壊した。

 バントゥル県は農業地帯で大きな病院はなく、負傷者の多くは病院の外で寝かされ、輸血や点滴の袋を木につり下げる光景も見られた。

 ジョクジャカルタ市中心部のマリオボロ商店街でも、商店、ホテル、ショッピングモール、病院などの窓ガラスが割れ、ビルの壁が崩れるなどの被害が出た。

 ジョクジャカルタの空の玄関、アディ・スチプト空港も滑走路やターミナルビルの屋根が損壊、航行援助施設も破壊された。世界遺産のプランバナン寺院や王家の水宮殿タマン・サリにも大きな被害が出た。

 テレビ局のヘリが撮影したバントゥル県の被災地の空からの映像は、田園地帯に点在する集落の家屋のほとんどが全壊している様子を映していた。

 公共施設やモスクなどの大型の建物の被害が比較的、少なかったことから、貧しい農民のれんがや木造のぜい弱な家屋が倒壊し、犠牲者が増えたとみられる。また、貧しい農村地帯で、病院、医師、薬品が不足していることも救助活動を困難にしている。(じゃかるた新聞)

2006年5月29日
[PR]
by miya-neta | 2006-05-29 08:34 | 国 際