「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

金英男さんが会見 「めぐみさんは自殺」と説明

asahi.com:社会


2006年06月29日20時02分

 横田めぐみさんの夫だったとされる韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さん(44)は29日、母姉との再会のため訪れている北朝鮮・金剛山で記者会見した。韓国の代表取材団によると、英男さんはめぐみさんが「94年に自殺した」と語るなど、これまでの北朝鮮側の主張を展開。自身は「海で漂流中、北朝鮮船に救助された」と拉致を否定したほか、ニセのめぐみさんの遺骨を渡したとする日本の主張を「北への謀略」などと批判した。

 英男さんらの28年ぶりの対面は、離散家族の再会事業の一環として実現した。これまでも拉致被害者が再会事業に参加したことがあるが、北朝鮮による拉致の事実は認めていない。北朝鮮当局は英男さんの言葉を通じて、拉致問題の早期解決を求める日本側を牽制(けん・せい)したとみられる。

 会見は午後4時から約30分、南北の代表取材団を相手に行われ、母親の崔桂月(チェ・ゲウォル)さん(79)と姉の金英子(キム・ヨンジャ)さん(47)が同席した。

 英男さんによると、78年8月、海水浴先の韓国南西部の島で友人とトラブルになり、身を隠そうと小舟に乗船。うっかり眠って沖に流され、通りかかった北朝鮮の船に助けられ、中西部の南浦に着いた、と説明した。

 不安だったが、「北の人たちの親切さと特別待遇」で認識が変わり、「ここで勉強して(南に)帰ろうと思った」と述べ、「(朝鮮労働)党と国家の配慮」で自主的に北朝鮮での生活を選んだことを強調した。

 北朝鮮で「クムソン総合大学」を卒業後、現在は「特殊部門で統一関連の事業をしている」と説明。めぐみさんとはその過程で86年初めに出会ったと語った。「仕事上の必要」からめぐみさんに日本語を習ううちに親しくなり、同年8月に結婚したという。

 だが、めぐみさんはヘギョンさんを出産後は「病気の症状」が悪化、うつ病も併発して精神的に異常をきたし、94年4月13日に病院で自殺した、と説明した。その上で遺骨は偽物だと主張する日本政府を「北に反対する不純な政治的な目的達成の手段に使っている」と批判した。

 英男さんは自身の名前について「日本との関係で、本名が知られて良いことより、良くないことの方が多い」と述べ、日本政府代表団に自ら名乗った「キム・チョルジュン」は対外活動用の別名であることを示唆した。

 ヘギョンさんを「めぐみと私の娘」と認めた上で「本名はウンギョンでヘギョンは幼名」と説明。ヘギョンさんを日本に送る考えがないことを強調した。

 自身と同時期に北朝鮮に拉致されたとされる韓国人高校生(当時)らの消息については「知らない」と述べた。自身は当面、韓国を訪問する考えがないとしたうえで、8月に平壌で開かれる大規模な芸術公演「アリラン祭典」に母と姉を招待したことを明らかにした。
[PR]
by miya-neta | 2006-06-29 20:02 | 国 際