「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

女子大生誘拐事件 中国人、金額交渉か 滞在4年「自然な日本語」

イザ!:事件ですニュース


2006/06/28 10:32

 池田果菜子さんを連れ去り身代金3億円を要求した犯人グループは、日本人と中国人、韓国人による“混成部隊”だった。年代も国籍もバラバラな3人。犯行を主導した「主犯」は年齢がほかの2人よりもひと回り以上若く、来日からわずか4年の中国籍の李勇容疑者(29)だった。

 李容疑者は平成14年に期間1年の就学の在留資格で来日。在留期限の15年5月に6カ月の更新を行い、同年11月以降から不法滞在になっている。

 だが4年間の日本滞在でも「自然な日本語を話すことができる」(捜査幹部)といい、今回の事件では、果菜子さんの母親、優子さんの資産に目をつけ犯行を計画。連れ去り役の一人であり、脅迫電話をかけた「交渉役」でもあった疑いが強い。

 「具体的金額の交渉は主に若い声の男がやっており、李容疑者だったとみられる。誘拐事件では主犯格が金額交渉をするのが普通」と捜査関係者。複数犯でなされた仙台市の新生児誘拐(今年1月)や熊本市の女子大生誘拐(平成9年)でも具体的交渉は「主犯」が行っていた。

 岩手県出身の伊藤金男容疑者(49)は大型トラックの運転手をしていたが、16年前、5人が死亡し3人が負傷した追突事故を起こして逮捕され、職を失った。糖尿病も患い、生活保護を受けていた。妻と2人の子供がいたが離婚。昨年秋に突然故郷を捨て上京した。

 今年4月には、静岡県伊豆の国市のパチンコ店で、ガードマンに発砲し、現金約1100万円を奪う事件を起こし、静岡県警が強盗容疑で逮捕状を取っていた。このときも主犯格の下で犯行に加わっていた。

 交通事故から転落した人生。誘拐事件では、主に「見張り役」を担当した。果菜子さん救出のため、監禁場所の川崎市のマンション玄関をあけた警視庁捜査1課特殊班の警部補(36)にも発砲、拳銃の扱いに慣れていたことがうかがえる。仲間内では「村上」と名乗った。

 「最近はどこで何をしているかも分からなかった。どうしてこんな事件を起こしたのか…」。「山川」を名乗っていた韓国籍の崔基浩容疑者(54)の義理の叔母(65)は逮捕を聞き肩を落とした。屋根の修理業など複数の職業を転々とし、一時期は数人の従業員を使っていたこともあった。横浜市鶴見区で妻と3人の子供と暮らしていたが、ここ3、4年は自宅に寄りつかなかった。

 「車の運転を手伝ってよ」。事件数日前に伊藤容疑者から「運転役」を頼まれた。具体的な犯行の計画は聞かされなかったが、捜査幹部は「事件をするという認識はあった」とみる。

 犯行に使ったレンタカーを調達。3人で果菜子さんを連れ去ったが、品川区内のレンタカー会社で車を借りる際には、崔容疑者は免許証を提示し実在する住所と実名で借りていた。「犯罪に使う車を実名で借りるところをみると、犯罪に手慣れているとは思えない」と捜査幹部。

 崔容疑者は「車の運転を頼まれた。村上(伊藤容疑者)と村上の友人の3人でやった」と供述。伊藤容疑者とは3、4年前からの顔見知りだが、李容疑者とは犯行当日に初めて会ったという。一方で李容疑者と伊藤容疑者は居酒屋で知り合い3年の仲だった。李容疑者は「村上と名前の分からない40過ぎの男と誘拐した」と話している。

(産経新聞)
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by miya-neta | 2006-06-28 10:32 | 国 際