「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

チベット:青蔵鉄道で観光客激増、問題点も浮き彫り(サーチナ)

MSN-Mainichi INTERACTIVE 中国


  チベット自治区観光局は6日、同自治区を7月に訪れた観光局が前年同月比50.1%増の延べ39.1万人に達したことを明らかにした。7月1日に全線開通した青蔵鉄道の効果が鮮明に現れた格好。ただし、自治区観光局は「観光客の大幅増加は喜ばしいが、チベット観光の問題点も露呈した」と説明している。中国新聞社が伝えた。

■観光客5割増、収入は4割増

  2006年7月にチベットを訪れた観光客の内訳は、香港、台湾、マカオ(澳門)を含む海外からの観光客が延べ1.67万人、中国大陸部からの観光客が延べ37.4万人だった。合計では前年同月比50.1%増の延べ39.1万人。観光による外貨収入は前年同月比23.8%増の978万ドルで、観光収入全体では前年同月比43.7%増の4.35億元だった。

  自治区観光局は、「青蔵鉄道の観光は航空業界にとってもプラス要因となった。ラサ(拉薩)空港を発着する旅客機は1日当たり36機に達した」「自家用車を含め、自動車を利用する観光客も増加し続けている」と説明している。

  更に自治区観光局は「ラサ市を訪れる観光客は1日当たり1万5000-1万6000人。その内の5000-6000人がニャンティ(林芝)、ロカ(山南)、シガツェ(日喀則)などを訪れている」と、「青蔵鉄道効果」がラサ市以外の地域にも及んでいることを紹介した。

■受け入れ能力を超過、サービスの質も問題に

  一方、観光客の増加と共に、チベット観光の問題点も浮き彫りになっている。自治区観光局は、青蔵鉄道の乗車券が購入しにくい状態になっており、旅行団の取り消しなどによるクレームが激増したことを認めた。

  更に、ラサ市最大の観光名所であるポタラ宮も1日に2300人の見学しか受け付けておらず、その内の1600人分は団体受け付けなので、個人観光客は700人しか入場できない状態だ。

  自治区観光局は、「ポタラ宮は世界文化遺産であり、保護するという前提のもとで利用している。観光業の発展に伴い、この問題は更に大きくなるだろう」と予測した。

  また、「観光客の急増により、サービスの質や市場の秩序などに関する旅行業界の管理が困難になっている。安全問題を含め、隠れた問題点も多い」と、行政が観光業の発展に追いついていないことを認めた。

  自治区観光局では、「アクセス」「周遊」「宿泊」「食事」「ショッピング」「娯楽」といった、観光業の六大分野の全てに対して監査を強化し、観光客から寄せられたクレームに対しては迅速に対応するように努めると説明している。

  写真は青蔵鉄道のシンボルの一つとなっているラサ川大橋を背景に記念撮影する観光客。(サーチナ)

 2006年8月7日
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by miya-neta | 2006-08-07 09:51 | 国 際