「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

英航空機テロ未遂:米国行きの6~10機の同時爆破狙う?

photoジャーナル:MSN毎日インタラクティブ


 【ロンドン小松浩、ワシントン和田浩明】英警察当局は10日、英国発米国行きの複数の航空機の同時爆破を狙った大規模テロを未然に阻止し、容疑者21人を逮捕したと発表した。航空機を使った手口から国際テロ組織アルカイダの関与が疑われている。英政府は5段階のテロ警戒度を最高度の「危機的」に引き上げ、厳重な警戒態勢を敷いている。英国の各空港は安全確認のため離着陸が一時禁止されるなど大混乱し、欧米を中心に世界各国に影響が広がった。

 AP通信は米政府高官の話として米国のユナイテッド、アメリカン、コンチネンタルの3社の便が標的になったと伝えた。英メディアは6~10機が同時に狙われ、容疑者が爆発物に転用する液体を手荷物に入れて機内に持ち込み、飛行中に航空機を爆破する計画だった可能性があると報じている。

 米国土安全保障省のチャートフ長官は「アルカイダの計画を示唆する要素もある」と述べ、容疑者が飲み物や電子機器に偽装された爆発性の液体や起爆装置を持っていたと語った。CNNテレビは米政府高官の話として爆破標的は少なくとも6機で「実行段階に非常に近かった」と報じた。

 ロンドン警視庁のスチーブンソン副総監は「想像を絶する規模の大量殺りく」が計画されていたと語った。英警察当局は国内だけでなく背後に国際的な広がりがある可能性を指摘している。

 容疑者グループの主犯格は英国生まれで、パキスタン系英国人がいるとの情報もある。警察当局は数カ月前から捜査を進め、10日未明にロンドン、バーミンガムなど3カ所を捜索して逮捕に踏み切った。動機などはまだ明らかでないが、米英の中東政策に対する怒りを背景にしたものとの見方が強い。

 ロンドンのヒースロー空港をはじめ英国内の空港では離着陸や手荷物の持ち込みの一時禁止措置がとられ、欧州各国などからの英国行き便もしばらく運航を見合わせた。テロ警戒最高度の「危機的」は「攻撃が差し迫っている」という意味で、これまでは上から2番目の「重大」だった。

 ロンドンでは昨年7月にパキスタン系英国人らが地下鉄・バスを同時爆破する自爆テロが発生、52人が犠牲になった。米国では01年9月11日にアルカイダのメンバーが航空機をニューヨークの世界貿易センタービルなどに突入させ、3000人近い犠牲者を出した米同時多発テロを起こしている。

毎日新聞 2006年8月10日 21時14分 (最終更新時間 8月11日 0時29分)
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by miya-neta | 2006-08-10 21:14 | 国 際