「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

イスラム、ユダヤ内部でも賛否~レバノン紛争で結束強まる一方、異論も

U.S. FrontLine


更新2006年08月11日 19:53米国東部時間

 約1カ月続くレバノン紛争の影響で、ユダヤ教徒とイスラム教徒の新たな緊張が米国内でも高まっているが、中には冷静に相手の意見を聞こうとする人々もいる。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、ハムザ・カーンさんは数年前、高校のムスリム(イスラム教徒)学生協会会長でありながら、イスラエルであった自爆テロの直後に同国大使館に弔辞を送ることを提案したため、仲間から酷評された。大学3年生となった今、異議があっても表には出さず、沈黙を守っている。

 イスラエルの対パレスチナ政策に反対するユダヤ系米国人団体「平和を求めるユダヤの声」の会員数は、7月12日にイスラエルがレバノン攻撃を開始して以降増加した。同団体の電子メール配信先には2000人以上のアドレスが加わり、合計1万5000人になっている。

 ボストンでは今月初め、ユダヤ系の20人以上が黒い服をまとってサウス・ステーション駅前にじっと横たわり、イスラエルによるレバノン攻撃への反対運動を行った。胸の上に置かれたポスターには「ユダヤ人全員がイスラエルの行動を支持しているわけではない!」と書かれていた。

 これに対し「ユダヤ人の大半はイスラエルを支持しているぞ!」との叫びも上がったが、多くの人は立ち止まり、レバノン空爆に反対の声を上げた黒服集団の勇気に感謝していた。

 互いの非難、中傷がインターネットを通じて飛び交う中、各地で事件も起きている。ワシントン州シアトルでは先月末、ユダヤ人センターにイスラム系男性が押し入って1人を銃で殺害した。デトロイト郊外であったイスラエル支援集会では、ユダヤ系のドライバーが集会に反対するレバノン系米国人女性を車ではねようとした。

 紛争が始まったことで、全体の印象としてはユダヤ系、イスラム系双方とも結束が強まっている。ただ、イスラム系団体では、イスラエル国家の存在を認めようとする動きも高まっている。米イスラム連絡評議会(CAIR)は、イスラエルの存在は否定しないが、シオニズム思想(イスラエルの地に故郷を再建しようという主張)は認められないとの姿勢を取っている。
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by miya-neta | 2006-08-11 19:53 | 国 際