「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「(韓国の)統制権の単独行使にはリスクを背負う覚悟が必要」

朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)


記事入力 : 2006/08/11 15:16

スコット・スナイダーCSIS上席研究員に聞く

b0067585_2345047.jpg  米国国際戦略問題研究所(CSIS)のスコット・スナイダー上席研究員は9日、本紙の電話インタビューに対し、「韓国の戦時作戦統制権の単独行使は、韓国国民がそれだけのリスクを背負う覚悟ができていなければ不可能だ」と語った。万一戦争がぼっ発した場合、戦時作戦統制権が二元化していては迅速な対応を取れず、早い段階で多くの民間人が犠牲になるという。以下はスナイダー上席研究員との一問一答。

―盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は「今でも戦時作戦統制権を行使できる」と言うが。
「韓国には“自主国防”を行う権利がある。しかしそのためにはばく大な費用がかかる。口先と現実に非常に大きな差がある。投資もしないで自主国防を実現するというのは無意味だ。戦時作戦統制権の単独行使は、韓国に数々の問題をもたらすことになるだろう。例えば、韓国軍と米軍の間の活発な交流が途絶えることになる。そうなれば韓半島(朝鮮半島)に緊急事態が差し迫っても、米国にとっての優先順位から韓国は抜け落ちることになる。韓国が自らこのシステムから離脱したからには米国は積極的に戦力を提供する理由がない」

―戦時作戦統制権の単独行使が韓米同盟に与える影響は?
 「それは長期的に見ていかなければならない。韓米両国の対立が表面化し、この問題が一つのシンボルのようになっている。両国が政治的に緊密であったなら、この問題はもっと扱いやすいものであっただろう。しかし両国の同盟関係にひびが入っているのが現実だ」

―在韓米軍は完全に撤退できるのか? 

 「いくらでも撤収できるだろう。盧武鉉大統領を含む韓国の一部の人たちは、韓国が米国の北東アジア戦略の上で非常に重要だと錯覚している。冷戦期には確かに韓国は重要だった。しかし冷戦後、韓国の戦略的な位置付けは変わった。今や韓国は米国にとっての戦略的な要衝地ではない。1940年代後半にアチソン国務長官(当時)が行ったように、米国が韓半島から撤退することもできる。今米軍が韓国に駐留を続ける大義名分は、韓米同盟と北朝鮮の核問題の存在だけだ」

―米国議会の反応は? 

「米国議会はかなり否定的だ。米国の一般的な国民のとらえ方は、米軍があえて韓国に残っている理由があるのか、というものだ。韓国以外にも米軍を必要としている国は多い」

 米ハーバード大で東アジア問題を専攻し修士学位を取得したスナイダー上席研究員は、2000年1月から4年間、アジア財団ソウル支部の代表を務めた。

ワシントン=チェ・ウソク特派員

朝鮮日報
[PR]
by miya-neta | 2006-08-11 15:16 | 国 際