「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

9.11映画上映で新たな英雄判明~オハイオの元海兵隊員、名乗り出る

U.S. FrontLine


更新2006年08月25日 19:34米国東部時間

 オハイオ州はこのほど、5年前の同時テロの際、当時住んでいたニューヨークの自宅からテロ現場の世界貿易センター(WTC)に駆け付け、2人の警察官を救助した元海兵隊員を表彰した。

 AP通信によると、刑法を学ぶためマンハッタンに近いニューヨーク州ロングアイランドに住んでいたジェイソン・トーマス氏(32)は、旅客機突入のニュースを聞くと同時に海兵隊の制服をつかんでWTCへ急行。ほかの救助隊員とともに港湾管理局の警官2人を助けた後、「トーマス軍曹」とだけ言い残して別の現場へと向かった。

 それ以来自分から名乗り出ることはなかったが、今月上旬に公開されたオリバー・ストーン監督の映画「ワールド・トレード・センター」で「トーマス軍曹」が取り上げられていることを予告編で知ったトーマス氏は、渋々身分を公表した。本人は黒人だが、警察や映画関係者が最後までトーマス氏を見つけられなかったため、映画では白人に設定されている。

 現在、オハイオ州最高裁の警備員を務めるトーマス氏は、23日に同裁判所前で行われた表彰式で、「救助に参加できたことだけで光栄」と話し、亡くなった人も含め現場に最も早く駆け付けた人びとの方が偉いと、遠慮がちに語った。

 式に出席したトム・モイヤー州最高裁長官、ブルース・ジョンソン副知事らは、トーマス氏がこれまでWTCでの体験を語らず、一度も業績の評価を求めなかったことに感銘を受けていた。州下院のジョン・ハステッド議長は、「最良の米国を体現した生きる手本として表彰したい。私たち全員、あなたにあやかりたい」と述べ、トーマス氏に表彰状を手渡した。

 妻のカースティさんは、テロの後2週間は毎日、夫に現場に戻らないよう求めたが聞いてもらえなかったと明かしながら、「出会ってから今まで、彼はよきサマリア人(苦しむ人々に惜しみない援助を与える人)のままです」と話した。
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by miya-neta | 2006-08-25 19:34 | 国 際