ネット募集の韓国買春ツアー、日本人客らを書類送検
2006年 09月 12日
【ソウル=中村勇一郎】ソウル警察庁は11日、インターネットで日本人向けの買春旅行をあっせんしたとして、韓国人ブローカーの男(34)ら3人を性売買あっせんの容疑で逮捕するとともに、客の会社員男性(53)ら日本人5人を含む22人を書類送検したと発表した。
調べによると、ブローカーの男らは昨年9月から今月にかけて、「3000人の韓国女性が日本の男性を待っています」などと宣伝する日本語ホームページを開き、韓国を訪れた男性に一晩約50万ウォン(約6万円)で韓国人女性を紹介した疑い。
日本の出会い系サイトなどに広告を出し、これまでに延べ1000人以上が利用、売り上げは1年間で約5億ウォン(約6000万円)に上っていた。
客の多くは出張で韓国を訪れた日本人会社員だったという。
買春に対しては、懲役1年以下または罰金300万ウォン(約36万円)以下の罰則がある。
(2006年9月12日3時26分 読売新聞)