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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

新移民に英語や歴史の試験を 豪首相が表明

CNN.co.jp : ワールド


2006.09.15
Web posted at: 17:04 JSTREUTERS

キャンベラ(ロイター) オーストラリアのハワード首相は15日、同国で市民権を申請する人々に対し、英語の試験を課し、同国の価値観を受け入れることを誓わせる方針を表明した。人種差別の考えはないとしている。

ハワード首相はまた、移民が市民権を得るまでの待機期間を3年から4年に延ばす考えや、同国の歴史に関する「かなりしっかりした」試験を課す案も明らかにした。

首相は、「ちゃんとした人にとっては難しいものではないし、この国に来る人たちのほとんどは、地域になじもうとちゃんとする人々だ」と述べた。また、英語の試験については、白豪主義のもとで主にアジアからの移民を防ぐ目的で採用したかつての英語試験の再来ではないと話した。

オーストラリアは、今年と来年で計約14万4000人の移民の受け入れを予定。政府は、移民の急激な増加が緊張を生むことを懸念しており、移民が他国や宗教、民族などに対して、オーストラリア国民を分断するほどの忠誠心をもっていないことを確かめる必要があるとしている。

こうした方針に対し、野党からは、政治的な得点のために首相は国民の不安をあおっているとの批判が出ている。

オーストラリアは、人口約2000万人のうち、ほぼ4人に1人が海外出身者。約600万人は、1945年以降に移住した。

昨年12月には、シドニー郊外の海辺で、イスラム教徒らと主に白人らとの間で暴力事件が発生した。
by miya-neta | 2006-09-15 17:04 | 国 際