「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

米大統領の911演説、米議会に波紋

CNN.co.jp : USA


2006.09.13
Web posted at: 19:03 JST- CNN

ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領が同時多発テロ5周年の11日夜に行った演説をめぐり、中間選挙を約2カ月後に控えた米議会では波紋が広がっている。演説に政治的意図はなかったとされるが、民主党員らは同時テロの記憶を利用した大統領の選挙戦略だと非難。一方の共和党は、民主党のテロ対策への関心度に疑問を投げかけている。

米大統領はイラク戦争を、文明を守るためのテロリストとの戦いと位置づけたうえ、第二次世界大戦当時のナチスドイツとの戦いになぞらえた。民主党はこうした考え方に強く反発し、米国民の注意をテロ抑止に向けた世界的な動きからそらすためイラク戦争に言及したと批判した。

AP通信が12日、スノー米大統領報道官の発言として伝えたところによると、大統領はイラク戦争に言及した際に論争を仕掛ける考えはなかったうえ、党派性を強調しない意向を決めていたという。しかし米上院のリード少数党院内総務は、演説が米国民ではなくブッシュ政権のみに向けられたもので、党派性が強いと反論。大統領が世界貿易センター(WTC)崩落現場に立ち、拡声器で迅速な対応を明言していた5年前とは違い、「執務室から高飛車に説教し、イラク戦争を擁護して、隠そうにも隠し切れない辛らつなことばを反対派に投げつけている。大統領はいつもと同様、イラクに焦点を当てる方法で、イラク戦争を同時テロへの対応と合成し不明確なものにしている」と述べた。

米下院のペローシ少数党院内総務も声明を発表し、イラクの旧フセイン政権とアルカイダのつながりはなかったとする上院情報委員会の報告書を引用しながら、ブッシュ大統領の演説を批判。「イラク戦争は、テロやテロリスト打倒に向けたわれわれの努力を一層困難にした。昨夜の演説は、対テロ戦争に代わって焦点となったイラク政策の誤りから注意をそらすため、大統領があらゆる努力をする意向を表すものだ」と指摘した。

リード院内総務の発言は、ただちに共和党員らの反発を招いた。下院のベイナー多数党院内総務は「民主党員は国民の保護よりテロリストの保護に関心があるのか。テロリストを追跡し打倒しなければ、彼らは今後も米国人に危害を与える」と述べた。

また、ペンシルベニア州選出の上院議員は、大統領演説に関するリード院内総務の認識に反対を表明。「大統領の昨夜の演説は政治的なものではなく、われわれの前にある紛争の現実について語ったものだ」と主張した。
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by miya-neta | 2006-09-13 19:03 | 国 際