「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ミンダナオ和平で日本が新型援助 緒方貞子氏現地入り

asahi.com:国際


2006年09月18日19時39分

 独立を掲げるイスラム勢力と政府軍が30年以上対立してきたフィリピン・ミンダナオ島で、日本政府が和平合意前に紛争当事者と連携する新たな「平和構築」を始める。保健や教育など草の根分野の援助を通じて平和の配当を実感してもらい、和平への機運を高める試みだ。

 18日には、支援の具体化を進めるため、国際協力機構(JICA)の緒方貞子理事長がフィリピン南部マギンダナオ州入りし、政府と和平交渉中の反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」のムラド議長とMILFのキャンプ内で会談した。

 日本の援助策は、最貧地域の中部ミンダナオの紛争地域を重点に今後1年で保健、教育などの無償資金協力10件以上を実施。MILFの開発担当機関とも協議し、反政府勢力の支配下で援助が行き届かなかった地域の経済開発を支援する。また、「治安は改善し、関心は停戦から復興に移っている」として、03年の停戦合意後、ミンダナオに駐留している国際監視団に日本人の開発専門家を年内にも派遣する。

 会談に先立ち、緒方理事長は記者団に対し「今回の援助は和平を促進するために国際監視団の一端を担う点で特徴的だ。MILF側とも彼らがどう和平を目指すのかその方向について話し合いたい」と語った。

 ムラド議長は、8月に朝日新聞記者と会見した際、「我々の要望を日本政府が受け入れてくれたことに感謝する。和平交渉を後押しするものになる」と述べており、日本の支援に対する強い期待を示した模様だ。

 紛争終結前に復興を進めるやり方は、アフガニスタンやイラクで軍と文民の合同チームが戦闘と復興を同時に進める「地域復興チーム(PRT)」などの例があるが、日本は参加していない。
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by miya-neta | 2006-09-18 19:39 | 国 際