河川の水質、最悪は大和川・2位鶴見川 昨年の調査
2006年 09月 22日
2006年09月22日20時58分
国土交通省は22日、昨年の全国162の1級河川の水質調査結果を発表した。下位4河川は03年、04年と同じでワースト1位は大和川(奈良、大阪)で2年ぶり、同2位は鶴見川(神奈川)だった。ただ、10年前と比べると、大幅な改善傾向にあるという。
生物化学的酸素要求量(BOD)の平均値は、大和川が1リットルあたり6.4ミリグラム、鶴見川は4.7ミリグラム。一方、水質が最もきれいな尻別川(北海道)など6河川は0.5ミリグラムだった。
上位6河川は、尻別川、後志利別川、鵡川、沙流川、札内川(いずれも北海道)、荒川(新潟)で、ともに1位。ワースト3~5位は綾瀬川(埼玉、東京)、中川(同)、猪名川(大阪、兵庫)の順。