「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

バチカン、敷地内で発見の共同墓地遺跡を初公開

CNN.co.jp : サイエンス


2006.10.11
Web posted at: 16:08 JST- CNN/AP/REUTERS

バチカン市国――ローマ・カトリック教会の総本山、バチカン(ローマ法王庁)は9日、3年前に着手した改修工事で、敷地内で発見された共同墓地の遺跡を初公開した。バチカン博物館が発掘したもので、紀元前1世紀から紀元4世紀初頭のものとみられる霊廟(れいびょう)、墓碑などが多数見つかったという。

工事は駐車場の確保のために行われ、共同墓地は偶然発見された。紀元2世紀末に起こったとみられる地滑りの効果か、保存状態は極めて良好という。

一般人や中流階層の人間に交じって、富裕層の人物が装飾を施された石棺に埋葬されていた点などが目新しいという。サンピエトロ大聖堂付近での改修工事を担当した関係者は、「歴史の担い手は王や将軍だけに限らない。普通の人々の暮らしぶりを知る上で、考古学上、独特なもの」と述べている。

共同墓地では、約40の霊廟と200以上の墓碑が多層にわたり配置されていた。また、墓には祭壇、素焼き粘土製の骨壷、ランプ、花輪をかけるためのくぼみなどがあった。

上層にあった霊廟の1つには、白黒のモザイクで描かれたギリシャ神話のディオニソスとその従者、サテュロスの装飾が床に施されたものもあった。このモザイクはバチカン博物館工房で修復された後、本来の場所に戻されているという。キリスト教の影響をうかがわせる、祈る人物像を刻んだ裕福なローマ人の石棺や、ポンペイ大劇場セットの設計者の墓なども発見されている。

新築の建物に覆われた遺跡は、現在も発掘作業が続いているが、予約すればスチール製の足場を利用して見学できる。
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by miya-neta | 2006-10-11 16:08 | 国 際