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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ゆとり教育:推進役の寺脇氏が文科省を勇退の意向

話題:MSN毎日インタラクティブ


 「ゆとり教育の推進役」などと言われた異色の文部官僚、寺脇研・大臣官房広報調整官(54)が文部科学省を勇退する。寺脇氏は毎日新聞の取材に、「今月中にも去ることになる。とりあえず浪人して今後のことを考える」と話している。

 寺脇氏は75年4月、東京大法学部を卒業し旧文部省に入省。職業教育課長、広島県教育長、官房審議官、文化庁文化部長などを歴任した。

 文部省が93年2月、中学校からの業者テスト追放を都道府県教委などに通知した際、寺脇氏は中心的な役割を果たした。偏差値至上主義を変えようとしたとみられ、「ミスター偏差値」とも呼ばれた。

 その後、「自ら学び、考える力」の育成を目指す「ゆとり教育」の旗振り役としてスポークスマン的な役割を果たした。このほか、映画評論家としても活動。広島県教育長時代には、少年時代の自殺未遂の体験を告白したこともあった。

 寺脇氏は「本来なら3月で辞めていたが、小坂憲次前文科相の特命を受けてやっていた仕事があった。それが終われば、仕事は終わる」と勇退理由を説明。今後については「映画や落語の文化評論もやっていくが、民間の立場で教育にかかわる仕事もしたい」と語った。【高山純二】

毎日新聞 2006年10月17日 3時00分
by miya-neta | 2006-10-17 03:00 | 教 育